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当日の朝は必ずご飯を食べ、家を出る前に家族にあいさつを。: 「今日はよろしくお願いします」のひと言を忘れずに。
挙式当日は、朝からあわただしく、家族と話をする時間はないかもしれませんが、あらためて感謝の言葉を伝えると、両者とも気持ちよく今日という日を迎えることができます。
また、少しでもよいですから、朝食を取って出かけましょう。挙式中、体に力が入りませんし、急に気分が悪くなることもあります。
体をしめつけない下着を身に付けることも大切なことです。メイクは控え、基礎化粧品をつけた程度で会場に向かいましょう。
会場には早めに到着を。係の人へのあいさつも忘れずに。: 新婦はヘアメイクや着付けに時間がかかるので、式の始まる2～3時間前に会場入りするのが一般的です。また、新郎も1～2時間前には到着するようにしましょう。
会場入りの時間は、それぞれ会場にあわせ、事前に確認し遅れないようにします。
会場に入ったら、美容師や介添人、係の人にあいさつをし、指示に従い、下着や小物類など、持参するようにいわれているものは忘れずに係の人に手渡します。
着付けやメイクは、打ち合わせどおりに進めてもらい、もし肌の調子が悪かったり、気になることがあったら、メイクを始める前に伝えましょう。
和装の場合、帯やかつらなど慣れないものを身に付けるので、事前に衣装合わせをしているとはいえ多少の違和感はつきものです。貧血や頭痛の原因にもなりますから、きつすぎて苦しい場合は遠慮なく伝えてゆるめてもらいましょう。
衣装の扱い方やブーケや扇子の持ち方、歩き方や座り方などについても、着付係や美容師の説明をよく聞いておきましょう。
控室では来貰にあいさつを。簡単な挙式リハーサルも行ないます。: ヘアメイクや着付けが終わったら、親族控室に移り、媒酌人や来賓、親族などに挨拶をしましょう。
新婦は衣装が乱れますから、腰樹けたままで挨拶する失礼を許してもらいましょう。
また、この時間に挙式の簡単なリハーサルをする会場が多いようですので、神前式の場合は玉串の捧げ方、キリスト教式ではバージンロードの歩き方などをしっかりと頭に入れ、本番に備えましょう。
■両親の心得～両親は控えめにふるまい、媒酌人の苦労をねぎらいましょう～: 両親は式の始まる1時間ぐらい前に到着するのが一般的です。
着付けをお願いしている場合は、指定されている着付室へ向かいます。
支度を整えたら、それぞれの親族控室に向かい、媒酌人が見えたら「本日はお世話になります。」と挨拶をし、お礼とねぎらいの言葉を返します。お祝いの言葉には、「ありがとうございます。」と丁寧にお礼を述べましょう。
また、来賓に対しても「本日はお忙しいところをありがとうございます。」と出席のお礼を述べます。このほか、新郎新婦の介添人や会場係にもあいさつを忘れないようにします。
基本的に、挙式での新郎新婦のお世話は、媒酌人や介添人の役割ですので、挨拶以外の部分では控えめにふるまうようにしましょう。
■媒酌人の心得～媒酌人は結婚の立会人でもあり親代わりでもある～: 媒酌人とは、花嫁花婿の結婚の立会人でもあり、夫婦となるふたりの人生の先輩でもあります。模範になる存在として恥ずかしくないよう、服装から言葉づかい、動作に至るまで細心の注意を払って行動します。
支度を整えたら控室に向かい、まずは新郎側、次に新婦側の控室に行きあいさつをします。
本人や両親には、たとえば「本日はおめでとうございます。お役目を務めさせていただきます。」、
親族には、親族代表の方にそれぞれ紹介してもらい「本日の媒酌を務めさせていただく、○○でございます。不行き届きではございますが、よろしくお願いいたします。」というようにお祝いの言葉を述べ、自己紹介をします。
控室にいる間に、係に式の進行について確認しておき、式の手順を聞き逃さないようにします。時間があれば、披露宴についても司会者などのスタッフと打合わせをし、スピーチの原稿をもう一度読み直し、名前の読み方や数字に誤りがないか確認しておくとよいでしょう。
媒酌人夫人は新婦に付き添いリラックスできるように言葉をかけて: 媒酌人夫人は、一通り挨拶が終わったら、新婦側の控室で、新婦のそばに付き添っているようにします。
来客の応対に忙しい両親、または新郎との連絡の橋渡しとなったり、新婦の気になることを係に伝えてあげるようにし、新婦がリラックスできるよう、言葉をかけてあげるのが媒酌人夫人のもっとも大切な役割といえるかもしれません。